共同通信:大阪湾に基準値超えばいじん搬出 ダイオキシン検出

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062301001685.html

<要約>
 「城南衛生管理組合」は京都府宇治市城陽市など3市3町で構成されている。この組合は23日、城陽市のごみ処理場で2010年に焼却後のばいじんから基準値を上回るダイオキシンが検出されたのだが、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪市)に搬出し、大阪湾に埋め立てられていたことを明らかにした。

<疑問>
 なぜ、産業廃棄物に含まれる有害物質を規制するための組合が、発見された基準値越えのダイオキシンを報告しなかったのだろうか。

<考え・主張>
 今回の問題では、基準値を超えるダイオキシンが発見されたところで、その廃棄物の処理の方法が定まっていないことや処理の高コスト等が考えられる。ダイオキシンが人体に有毒なのは明らかなので、そもそもダイオキシンが基準値を越さないように燃焼温度の微調整ができるようにするべきだろう。