共同通信:東大、原発観測衛星打ち上げ ロシア・ウラル地方から
共同通信:http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062001001480.html
<要約>
東大の超小型人工衛星2基が19日深夜(日本時間20日未明)、ロシア・ウラル地方のヤースヌイ基地から打ち上げられた。この人工衛星は東京電力福島第1原発の周辺地域の環境変化と、ウクライナ・チェルノブイリ原発事故現場周辺を同時に観測する目的を持つ。光学カメラで原発周辺を定期的に撮影したり、地上の観測機器から情報を受信したりしながら、植生分布など環境の経年変化を調査する。
<疑問>
なぜ、東大は今回の人工衛星を低コストで開発することに成功したのだろうか。
<考え・主張>
東京電力福島原発やチェルノブイリ原発の放射能漏れの影響がその原発周辺の地域ではあるが、長期的に観察される環境が整ってきた。今までは、その影響を理論的にしか推測することができなかったので、今回の具体的観察で得られるデータは貴重なものとなるだろう。