共同通信:室戸岬沖、深海魚105匹 専門家「海域に異変か」
共同通信:http://www.47news.jp/47topics/e/252853.php
<要約>
高知県・室戸岬沖の定置網に、生態がほとんど分かっていない深海魚「ホテイエソ」が105匹入り込んでいるのが見つかり、うち1匹は生きた状態で捕獲された。前日にも9匹見つかったばかりで、専門家は「海に何らかの異変があったのでは」と指摘する。深海魚に関する著作がある北海道大学の尼岡邦夫名誉教授は「深海魚は波の動きや水温の変化に敏感。生息域に何らかの異変があり、異常な動きをしたのかもしれない」と語る。
<疑問>
なぜ近年深海魚が続々と沿岸で発見されるのだろうか。
<考え・主張>
深海魚の謎の発見は、海流の変化が原因となり得るかもしれない。
現在進行中の地球温暖化は北極の氷の減少を加速している。実は北極が海流のポンプの役割を果たしている。今、その氷が減少しポンプの力が弱まって海流に変化が起きているのかもしれない。よって、深海魚の謎の発見は地球温暖化が加速していることを示唆しているのかもしれない。