共同通信: 米で3Dプリンター銃規制始動 独立宣言の都市で初条例

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014063001001227.html

<要約>
米国の独立宣言が採択された東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市は30日までに、3Dプリンターを使った銃製造を禁じる条例を施行した。神奈川県警は3Dプリンターで製造された拳銃を初摘発し、日本でも革新技術の問題点が浮き彫りとなる中、規制に向けた全米初の試みとなる。

<疑問>
なぜ、3Dプリンターで製造された拳銃が本物と同等に規制されるのだろうか。

<考え・主張>
印刷技術の進歩によって2Dだけでなく、3Dに印刷できるようになった。しかし、その出来栄えのクオリティの高さゆえ、拳銃をも製造できるようになってしまった。技術次第で殺傷能力を持つため、今回の規制は適切なものと判断できる。安全のため、この様な規制が拡大されることは望ましいことである。

共同通信:温暖化でペンギン2割減 今世紀末、絶滅危惧種に

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062901001506.html

<要約>
米ウッズホール海洋学研究所などのチームが、地球温暖化がこのまま進むと、今世紀後半には南極のコウテイペンギンの数が2割ほど減り、絶滅危惧種となる恐れがあるとする試算をまとめ、29日付の英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジに発表した。

<疑問>
なぜ、温暖化が進むとペンギンの個体数が減ってしまうと試算できるのか。


<考え・主張>
ペンギンは広範囲にわたる世帯に人気の動物である。しかし、人気のペンギンは温暖化がこのまま進んでしまうと野生の個体数が減少してしまう恐れがあるので、地球温暖化対策を急がなければならないだろう。

共同通信:NASAの空飛ぶ円盤、海に落下 ハワイ沖、パラシュート開かず

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062901001354.html

<要約>
米航空宇宙局(NASA)は28日、将来の火星探査に向けて開発中の「空飛ぶ円盤」に似た形状の装置の飛行実験をハワイ沖で実施した。しかし、最終段階でパラシュートが正常に開かず装置は海に落下した。実験の主目的である減速用のエアクッションは正常に働いており、NASAは「価値のある実験成果だ」としている。

<疑問>
なぜ、今回の実験では最終段階でパラシュートが正常に開かなかったのだろうか。

<考え・主張>
最後のフロンティアと呼ばれる宇宙は、多くの人にとって何か魅了させられるものである。今回の実験では、火星への有人探査のための研究がされているので、実用化されれば人類初の火星への一歩を踏み出せるだろう。

共同通信:ネイチャーSTAP論文近く撤回 小保方氏の研究白紙

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014063001001562.html

<要約>
 英科学誌ネイチャーが、理化学研究所小保方晴子研究ユニットリーダーらが執筆したSTAP細胞に関わる2本の論文を、近く正式に取り下げる見通しになったことが30日、関係者の話で分かった。研究成果の根拠となる論文が撤回され、画期的な新しい万能細胞とされたSTAP細胞は発表から5カ月で白紙に戻る。

<疑問>
 なぜ、理化学研究所は論文の不正が判明してからすぐに対応をしなかったのだろうか。


<考え・主張>
 今回の不正論文の発表で、理化学研究所は世界中の研究者から信頼を失うこととなった。論文の内容が適切なものであることは、多くの研究者から信頼を得ることができるので、日本の研究機関は今後厳正に論文を査定しなければならないだろう。

北海道新聞:少年野球の監督体罰か 札幌・手稲の小4転倒、頭骨折

北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/546956.html

<要約>
 5月中旬、札幌市手稲区の少年野球チームの男性監督(58)が、指導していた小学4年の男子児童(10)のユニホームを引っ張って転倒させ、「右側頭骨骨折」を負わせていたことが22日に分かった。監督が他の選手に体罰を繰り返していたとの証言も複数あるため、札幌手稲署が関係者から事情を聴いている。

<疑問>
 なぜ、名門チームを育て上げた監督は自分のチームの選手に体罰を与えていたのだろうか。

<考え・主張>
 スポーツ関係の部活やチーム活動では、体罰の問題が絶えない。部活動などでは、強くなるために精神の向上が必要不可欠となるので、練習が厳しくなるのはやむを得ない。しかし、厳しさと体罰を与えることは異なるものである。情的になってしまう監督は、常に冷静な目で生徒を見る習慣を持つべきである。

共同通信:大阪湾に基準値超えばいじん搬出 ダイオキシン検出

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062301001685.html

<要約>
 「城南衛生管理組合」は京都府宇治市城陽市など3市3町で構成されている。この組合は23日、城陽市のごみ処理場で2010年に焼却後のばいじんから基準値を上回るダイオキシンが検出されたのだが、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪市)に搬出し、大阪湾に埋め立てられていたことを明らかにした。

<疑問>
 なぜ、産業廃棄物に含まれる有害物質を規制するための組合が、発見された基準値越えのダイオキシンを報告しなかったのだろうか。

<考え・主張>
 今回の問題では、基準値を超えるダイオキシンが発見されたところで、その廃棄物の処理の方法が定まっていないことや処理の高コスト等が考えられる。ダイオキシンが人体に有毒なのは明らかなので、そもそもダイオキシンが基準値を越さないように燃焼温度の微調整ができるようにするべきだろう。

共同通信:東大、原発観測衛星打ち上げ ロシア・ウラル地方から

共同通信http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062001001480.html

<要約>
 東大の超小型人工衛星2基が19日深夜(日本時間20日未明)、ロシア・ウラル地方のヤースヌイ基地から打ち上げられた。この人工衛星東京電力福島第1原発の周辺地域の環境変化と、ウクライナチェルノブイリ原発事故現場周辺を同時に観測する目的を持つ。光学カメラで原発周辺を定期的に撮影したり、地上の観測機器から情報を受信したりしながら、植生分布など環境の経年変化を調査する。

<疑問>
 なぜ、東大は今回の人工衛星を低コストで開発することに成功したのだろうか。

<考え・主張>
 東京電力福島原発チェルノブイリ原発放射能漏れの影響がその原発周辺の地域ではあるが、長期的に観察される環境が整ってきた。今までは、その影響を理論的にしか推測することができなかったので、今回の具体的観察で得られるデータは貴重なものとなるだろう。